ウニオンで遠藤渓太とも同僚になったカリウス [写真]=Getty Images
ウニオン・ベルリンに所属するドイツ人GKロリス・カリウスが自身のキャリアについて語った。13日、ブンデスリーガの公式サイトが伝えている。
マインツでキャリアをスタートさせたカリウスは現在27歳。2016年夏にリヴァプールへと完全移籍したが、2018年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリード戦で致命的なミスを2度犯し、多くの批判にさらされた。2018年夏にレンタル移籍したベシクタシュでもピッチ内外で多くの問題を抱え、2年のレンタル期間終了前にリヴァプールへと帰還。先月末にウニオンへの期限付き移籍で4年ぶりのブンデスリーガ復帰を果たした。
カリウスはブンデスリーガでの目標について、「僕の目標は、ドイツでもう一度僕自身の価値を証明すること。僕がブンデスリーガでトップクラスのGKであると再び証明したいんだ。僕はポジティブなこともネガティブなことも自分の糧にして、より強くなっている」と語り、母国での再起を誓った。
また、カリウスは2年前のCL決勝にも言及。「2年も前の話だし、それから僕は60試合以上を戦ってきた。その話はもう意味をなさないし、僕自身も長い間その話を避けてきた。それについて話したがるのは、メディアだけだよ。もううんざりなんだ」と、今の自分にはふさわしくないトピックスだと一蹴した。
カリウスは最後に、リヴァプールを退団した理由、ウニオンを新天地に選んだ理由についてもコメント。「今のリヴァプールで僕の将来を想像することは無理だったし、単純にベンチには座りたくない。ウニオンという若く、野心的なチームと一緒に何かを成し遂げたいんだ。その雰囲気は僕がマインツで感じていたのと同じようなものだったから、僕も納得することができたんだ」と語った。
2日に行われた古巣マインツ戦ではベンチに座ったカリウス。18日に行われるブンデスリーガ第4節シャルケ戦でデビューを果たすことになるのだろうか。