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ブンデスリーガ第27節が23日に行われ、ヴォルフスブルクとドルトムントが対戦した。
試合は32分、2位につけるドルトムントの先制で動いた。右サイドからユリアン・ブラント、アクラフ・ハキミ、トルガン・アザールとつなぎ、相手ゴールに迫る。ペナルティエリア右に抜けたアザールが折り返すと、ニアのアーリング・ハーランドは潰されたが、その後方でフリーのラファエル・ゲレイロが流し込んで先制点を挙げた。ゲレイロは再開後2試合連続ゴールで、今シーズン8点目となった。
1点ビハインドで折り返した5位ヴォルフスブルクは48分、ワウト・ウェクホルストのポストプレーからレナト・シュテフェンがエリア左に抜け出して絶好のチャンスを迎えたが、シュートは惜しくも枠を捉えなかった。
ドルトムントは65分にブラントを下げてジェイドン・サンチョを投入。すると78分、カウンターでサンチョが持ち上がりエリア右へパス。これをハキミが右足ダイレクトで叩き込み、追加点を挙げた。
2点ビハインドとなったヴォルフスブルクは80分、フェリックス・クラウスがマヌエル・アカンジのふくらはぎを踏みつけて一発退場となった。試合はこのままタイムアップを迎え、ドルトムントが2-0で2試合連続の完封勝利。再開後2連勝を含むリーグ戦6連勝を飾り、次節の大一番に弾みをつけた。敗れたヴォルフスブルクは、リーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。
次節、ドルトムントは26日にアウェイで首位バイエルンと直接対決。ヴォルフスブルクは同日にアウェイでレヴァークーゼンと対戦する。