母国・ペルーで英雄的存在として知られているピサーロ [写真]=Getty Images
ペルーの英雄的存在で、現在はドイツのブレーメンで日本代表FW大迫勇也とともにプレーするFWクラウディオ・ピサーロが、古巣クラブを買収する可能性を示唆した。
■クラブには全株式売却の可能性も……
ピサーロはペルーメディア『RPP NOTICIAS』のディエゴ・レバグリアティ記者とオンラインインタビューを行い、様々な質問に答えた。その中で記者から「アリアンサ・リマの経営者になること、クラブを買収することに興味はあるか」と聞かれ、次のように答えた。
「分からない。本当に分からない。どのような状況なのかを見極め、しっかり分析しなければならないからね。でも、心情的な部分で言えば、そうしたいと思っている。まずは十分な分析が必要だけどね」
アリアンサ・リマはペルーの首都リマを本拠とする名門クラブで、ピサーロの他MFジェフェルソン・ファルファン(ロコモティフ・モスクワ)やFWパオロ・ゲレーロ(インテルナシオナウ)を輩出したクラブとして知られている。
しかし新型コロナウイルス流行の影響でクラブの財政が悪化しており、このままペルー国内の経済状況が好転しなければ、クラブの全株式を売却する可能性が高くなるという。
現在41歳のピサーロは今シーズン限りでの現役引退を表明しているが、一方で「アリアンサへの扉はいつも開いている」と語るなど、プレーヤーとしてアリアンサ・リマに復帰する可能性も示唆している。
果たしてピサーロは何らかの形で古巣に復帰することになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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