レヴァークーゼンが逆転勝利で4強進出 [写真]=Getty Images
DFBポカール準々決勝が4日に行われ、レヴァークーゼンとウニオン・ベルリンが対戦した。
先手を取ったのはアウェイチームだった。ウニオンは39分、マリウス・ビュルターが右サイドをえぐってクロスを上げると、中央のマルクス・イングバルトセンが頭で合わせ、強烈なヘディングをゴールに叩き込んだ。
1点のビハインドで前半を終えたレヴァークーゼンは、後半の頭から2枚のカードを切って反撃を開始したが、押し込みながらも決定機を作ることができない。そんな試合の流れが変わったのは71分、ウニオンのクリストファー・レンツが2枚目のイエローカードをもらって退場となり、ホームチームは数的優位で残り時間を送ることに。
すると72分、ファイナルサードでルーズボールを回収したカイ・ハフェルツが、相手の背後を取ったカリム・ベララビにスルーパス。ベララビは冷静にゴール左下隅へと流し込み、レヴァークーゼンは試合を振り出しに戻した。
86分、レヴァークーゼンは左サイドのCKを獲得する。ケレム・デミルバイがアウトスイングのボールを供給すると、1.71メートルの小兵MFチャルレス・アランギスが頭で合わせてネットを揺らし、ホームチームは逆転に成功した。
さらに90+1分、レヴァークーゼンはカウンターアタックからダメ押しの3点目を獲得。ベララビが自陣からゴール前まで運んで中央へ折り返すと、ラストパスを受けたムサ・ディアビは、ワンフェイク入れて相手GKをかわしてから冷静にネットを揺らした。
試合はこのまま終了し、レヴァークーゼンが2シーズンぶりにDFBポカール準決勝へ駒を進めた。
【得点者】
0-1 39分 マルクス・イングバルトセン(ウニオン・ベルリン)
1-1 72分 カリム・ベララビ(レヴァークーゼン)
2-1 86分 チャルレス・アランギス(レヴァークーゼン)
3-1 90+1分 ムサ・ディアビ(レヴァークーゼン)