シュトゥットガルトのハネス・ヴォルフ監督 [写真]=Getty Images
シュトゥットガルトのハネス・ヴォルフ監督が日本代表FW浅野拓磨についてコメントを残した。ドイツ紙『ビルト』が23日に報じている。
昨季はシュトゥットガルトのブンデスリーガ1部昇格に一役買った浅野だが、今シーズンは新戦力のギリシャ代表FWアナスタシオス・ドニス、コンゴ代表FWチャドラック・アコロらの台頭により、ここまで先発出場は2度にとどまっていた。しかし、18日のトレーニング中にドニスが肩を負傷。21日のRBライプツィヒ戦では浅野が先発出場を果たしていた。試合はライプツィヒに0-1で敗れたが、浅野は65分までプレー。久しぶりの先発出場を果たした浅野についてヴォルフ監督がコメントを残した。
「彼のためのドアは常に開いている。そして、彼はそこを通過してくれたね。タクマはよくやってくれたよ。よく走り、攻撃時に縦の深みを作ってくれた。ボールもキープしてくれたし、ゴールチャンスも生み出してくれたよ。良い一歩を踏み出してくれたと思う。ここ数週間は難しい時を過ごしていた彼にとっては重要なことだ」
また、今シーズンあまり出番がなかった浅野について、同監督は出場機会の少なさを認め、次のように述べている。
「試合にあまり出られない時期は不安定さや自信の喪失をもたらしてしまう。特に若い選手にとってはスランプに落ちてしまう可能性があるよね。だけど、タクマはいいパフォーマンスで再び前を向こうとしている」
シュトゥットガルトは26日に、DFBポカール(リーグカップ)2次ラウンドでカイザースラウテルンと対戦する。
By サッカーキング編集部
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