サポーターの過激な行動が話題となったハンザ・ロストック [写真]=Bongarts/Getty Images
14日に行われたブンデスリーガ3部の試合が、ドイツサッカー連盟(DFB)によって調査されているようだ。対象となったのは、カール・ツァイス・イェーナとハンザ・ロストックが対戦した一戦。理由は“魚の投げ込み”だという。大手メディア『スカイ』が報じた。
報道によると、ドイツ北部の港町・ロストックから敵地に乗り込んだハンザ・ロストックのウルトラス(サポーターグループ)が、観客席に20~30匹ほどの魚を投げ込んだという。「俺たちは、お前らにお土産を持ってきたぜ!魚、魚、魚!」と歌いながら投げ込まれた魚は、観客席にはほとんど届かなかったものの、DFBは馬鹿げたアクションに対してすぐさま調査を開始した。
魚を投げ込むアクションをクールと思う感覚は狂気に近いが、もともとハンザ・ロストックはウルトラス問題でリーグ運営から目をつけられているクラブ。今回の行為を受け、罰金などの処分を科されると見られている。
また、同時にホームゲームの責任者であるカール・ツァイス・イェーナ側にも何らかの罰が与えられる模様だ。比較的大型だったという魚を発見できなかったセキュリティのミスとも言えるだろうが、カール・ツァイス・イェーナ側もまさか魚がスタジアムに持ち込まれるとは想定していなかったに違いない。
By サッカーキング編集部
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