2017.08.13

鎌田が独デビューのフランクフルト、“伏兵”西谷優希に苦しめられるも白星発進

鎌田(中央奥)と長谷部が先発出場したフランクフルトがDFB杯1回戦を制した [写真]=Bongarts/Getty Images
サッカー総合情報サイト

 DFBポカール1回戦が12日に行われ、エルンテブリュック(4部)とMF長谷部誠とMF鎌田大地の所属するフランクフルトが対戦した。長谷部と鎌田は先発出場。エルンテブリュックには栃木SCに所属するMF西谷和希の双子の兄弟であるFW西谷優希がスタメン入りした。

 序盤はフランクフルトが鎌田と長谷部の連携からチャンスを作る。10分、鎌田のパスを受けた長谷部が前線へスルーパス。セバスティアン・ハラーが抜け出すが、ゴールにはつながらない。16分にも、長谷部のロングパスに反応した鎌田がエリア内右に抜け出し、ダイレクトで折り返すが、中央のハラーには合わなかった。

 すると今度はエルンテブリュックの西谷がフランクフルトを苦しめる。22分、西谷が長谷部のパスを受けたセンターバックのダビド・アブラームからボールをカット。するとアブラームに後ろから倒されてFKを獲得。このプレーでキャプテンのアブラームにはレッドカードが提示され、一発退場となった。

 エルンテブリュックは24分、このFKで浮き球パスを受けた西谷がエリア内中央で左足ボレーシュートを放つが、惜しくも枠の上に外れた。フランクフルトは、長谷部がキャプテンマークを受け取り、ボランチから最終ラインに変更となった。

 数的不利となったフランクフルトだが、35分に先制に成功する。タレブ・タワサが右サイドからクロスを入れると、こぼれ球に反応したティモシー・チャンドラーがエリア内左で右足をダイレクトで振り抜き、強烈なシュートでゴールネットを揺らした。

 1点リードで折り返したフランクフルトは57分にピンチ。エリア内中央でチャンドラーが足を滑らせると、いち早く反応した西谷にこぼれ球を拾われるが、シュートはGKルーカス・フラデツキーがブロックした。西谷は61分にも、20センチ差以上あるマルコ・ルスとの競り合いで、倒れながらもボールをキープし、シュートまで持ち込む。これは枠を捉えられなかったが、観客を沸かせた。

 フランクフルトは72分に追加点を奪う。左サイドの鎌田からハラーを経由してパスを受けたミヤト・ガチノヴィッチが、個人技でエリア内右に突破。冷静に右足を振り抜いて、ゴールネットを揺らした。

 直後の73分にフランクフルトは鎌田を下げてイェトロ・ウィレムスを投入。すると76分、長谷部からのロングパスを受けたウィレムスが左サイドからスルーパス。エリア内中央に飛び出したハラーが右足で合わせてリードを3点に広げた。

 試合はこのままタイムアップを迎え、フランクフルトは10人となったが、3-0で勝利。今シーズン白星発進で、DFBポカール2回戦に駒を進めた。長谷部は途中からゲームキャプテンを務めてフル出場。鎌田は先発でドイツ公式戦デビューを飾り、73分までプレーした。エルンテブリュックの西谷もフル出場している。

【スコア】
エルンテブリュック 0-3 フランクフルト

【得点者】
0-1 35分 ティモシー・チャンドラー(フランクフルト)
0-2 72分 ミヤト・ガチノヴィッチ(フランクフルト)
0-3 76分 セバスティアン・ハラー(フランクフルト)

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