昨季、前人未到の5連覇を達成したバイエルン [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
18日のバイエルン対レヴァークーゼンからブンデスリーガの2017-18シーズンが始まる。そこで新シーズンの開幕を前にドイツ最大の通信社である『ドイツ通信社』がブンデスリーガ所属の各クラブの監督に優勝チームについてのアンケート調査を実施したところ、大多数の監督がバイエルンの優勝を予想した。3日付のドイツ紙『AZ』が伝えている。
全18クラブの指揮官のうち、実に15人が優勝チームの本命としてバイエルンを挙げた。「選手層が最も厚い」(シャルケ デメニコ・テデスコ監督)、「緊迫した優勝争いを望んでも、恐らく我々がバイエルンよりも上に行くことはない」(ブレーメン アレクサンダー・ヌーリ監督)といった意見が聞かれ、バイエルンのブンデスリーガ6連覇の可能性が高いとの見方が多い。
これに対し、2人の指揮官がドルトムントの優勝を予想。「良いメンバーを揃えているし、昨シーズンは新加入の選手達がまだチームに馴染みきれていなかったが、2年目になって彼らが本来のクオリティを見せ始めるかもしれない」(レヴァークーゼン ハイコ・ヘルリッヒ監督)といったドルトムントのポテンシャルに期待する意見も少数ながら存在する。
また、「クラブ間の実力差がなくなっている。かつてないほど緊迫感のあるシーズンになる可能性もある」(ボルシアMG ディーター・ヘッキング監督)、「地力のあるチームが多い」(ハノーファー アンドレ・ブライテンライター監督)として、バイエルン有利と予想しながらも他クラブも実力をつけてきているため、ここ数年のようにバイエルンが早々に独走態勢に入ることはないという意見も多かったようだ。
果たして大方の予想通りバイエルンがリーグタイトルを防衛するのか、それともそれに待ったをかけるクラブが現れるのか。注目の2017-18シーズン開幕は2週間後に迫っている。
(記事/Footmedia)
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