昨年2月のハノーファー戦以来の先発となった武藤。しかし復帰戦は無得点に終わり試合後は悔しさをにじませた
1月22日、ブンデスリーガ第17節最終日が行われ、武藤嘉紀が所属するマインツは本拠地で大迫勇也のケルンと対戦し、0ー0のスコアレスドローに終わった。この試合でともに先発し、89分までプレーした武藤と、フル出場を果たした大迫が、試合後のインタビューに応じている。
――復帰戦となりました。
武藤 やっぱり得点に絡みたかったですし。やっぱり5バックで、非常に前としては戦いにくい戦いだったので。まあ少ないチャンスをものにできれば良かったですけど。まあでも、相手を0で抑えられましたし、貴重な勝ち点1かなと。
――けっこう前から行っていた。大変だったのではないでしょうか?
武藤 そうですね。うん、やっぱ守備がきょうは求められると(監督が)言っていたんで、まあ自分が一個下がって、守備に追われる時間がきょうは長かったですけど、その中でもチャンスに顔を出していかないといけないですし。まあ決定機も何個かあったので、そこをなんとかねじ込めれば良かったかなと。
――特に後半に惜しいのがありました。3人くらいが追いかけてきて……あれはしょうがないという感じでしょうか?
武藤 まあどうなったのか少し分からないんですけど。まあ見直してみないとわからないですけど、後ろから思い切り覆いかぶされたので。一発PKかなと思ったんですけど、まあそうじゃなかったので。
――長いリハビリを経て、感慨深いというような気分でしょうか。
武藤 まあ、やらなくちゃいけないっていう感じかな。これだけ休んでたんで、うれしいっていうよりもとにかく結果を出すことにこだわっていきたいなと思います。
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――再開初戦でした。
大迫 大事に入りすぎましたね。ただ、5バックでやってたんで、アウェイで……こんな感じになりますよね。
――この戦いは想定内だったのですか?
大迫 そうですね。0ー0の時間を長くしようという感じだったので。ただ、もったいなかったですね。もっとうまくできたと思います。
――「もっとうまくできた」というのは、具体的に試合の組み立て方などのことでしょうか?
大迫 それもそうですし、前にもっと人数をかけたかったですね。
――FKからシュートも放ちました。
大迫 そうですね。あれもそうですし、あとはスローインからのやつもあったんで。スローインからのやつは、もうちょっと上を狙えば良かったですね。下を狙いすぎました。