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「背中を見てプレーできたことが凄く幸せ」浅野、移籍決断の“No.11”に「感謝」

2016.11.23

広島でともに戦った佐藤寿人(右)と浅野拓磨(左)[写真]=春木睦子

 シュトゥットガルトに所属する日本代表FW浅野拓磨が22日、公式ブログ(http://lineblog.me/asano_takuma/)を更新し、「No.11」のタイトルで、新たな挑戦を決断した先輩ストライカーへの思いを綴った。

 現在22歳の浅野は、2013年に三重県立四日市中央工業高からサンフレッチェ広島に加入し、プロとしての道を歩みだした。「僕が広島に決めた一つの理由は広島には一人の偉大なストライカーがいたことです。そのストライカーの背中をみて学ぶことが沢山あると思い、そしていつかその存在を追い越せる選手になりたいと強く思いました」。

 広島加入後は、絶対的エースとしてチームをけん引していた「11」番の背中を追い続けた。「実際に広島でプレーするようになり学ぶことは沢山ありました。なかなか上手くいかず難しいことばかりですがその人の存在が自分の成長に凄く影響を与えてくれてます」。

 2013年9月の川崎フロンターレ戦でJリーグデビューを飾った浅野は、2015年4月のFC東京戦でJ初ゴールを記録。同年はJ1で32試合出場8ゴールのブレイクを果たし、ベストヤングプレーヤー賞にも輝いた。翌2016シーズンはJ1で14試合出場4得点を記録したところで、夏にアーセナル移籍を決断。今シーズンはドイツ2部のシュトゥットガルトで武者修行をしている。

 海外へ活躍の場を移した浅野だが、広島でともに戦った“偉大なストライカー”への思いは変わらない。「その人が大好きな地を離れ、来季から新たな地でプレーすることが決まりました。僕はプロサッカー選手になり、そのストライカーの背中を見てプレーできたことが凄く幸せです。チームは変わりますがそのストライカーから学ぶことはまだ沢山ありますし一日でも早くその存在を超えられるように僕も全力で頑張りたいと思います」。

 前日の21日、広島のエース・佐藤寿人名古屋グランパスに完全移籍することが両クラブから発表された。浅野はこれからも目標であり超えるべき存在として追い続ける“背番号11”へ「感謝。」との言葉を送り、ブログを締めくくった。

佐藤寿人

浅野が追い続けた背番号11。「選手としてまだまだ戦いたい」との思いで佐藤は名古屋への移籍を決断した [写真]=Getty Images

プレミアリーグ

By サッカーキング編集部

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