ボルシアMG戦に出場した浅野(左) [写真]=Getty Images
DFBポカール2回戦が25日に行われ、ボルシアMGと日本代表FW浅野拓磨及びMF細貝萌所属のシュトゥットガルトが対戦した。
ブンデスリーガ2部のシュトゥットガルトが敵地へ乗り込み、同1部のボルシアMGに挑んだ一戦。浅野は先発出場を果たし、負傷中の細貝はベンチ外となった。
試合開始から19分、シュトゥットガルトは敵陣深くでボールを奪うと、エリア左で浅野が右足を振りぬいた。しかしこれはDFがシュートブロックを見せ、得点には至らない。
続く27分、右サイドからのクロスボールを浅野がエリア内で胸トラップ。DFをかわして右足のシュートに持ち込むが、これもDFにブロックされた。
すると31分、浅野が左サイドのタッチライン際でボールを奪われる。ボルシアMGがカウンターに転じると、アンドレ・ハーンのヒールパスを受けたファビアン・ジョンソンがトラップでエリア内へ進入。GKミチェル・ランゲラクとの1対1を迎え、落ち着いてゴール右下へ流し込んだ。
先制点を奪ったボルシアMGは40分、右サイドのFKをファーサイドでフリーとなったハーンが右足でシュート。しかしこれはシュトゥットガルト守備陣が体を張ってブロックし、失点を防いだ。
1-0のまま後半に突入すると、ボルシアMGは49分と53分にハーンがGKランゲラクとの1対1を迎える。しかしいずれもGKランゲラクが好セーブを見せ、チームを救った。
しかし流れをつかめないシュトゥットガルトは68分、浅野を下げてケヴィン・グロスクロイツを投入する。
それでも84分、ボルシアMGはヤニク・ヴェステルゴーアのロングフィードを敵陣でつなぐと、最後はラース・シュティンドルが右足でミドルシュート。GKランゲラクは反応できず、試合を決定づける2点目となった。
結局試合はこのままタイムアップを迎え、ボルシアMGがシュトゥットガルトに2-0で勝利した。浅野は2回戦で姿を消すこととなった。
【得点者】
1-0 31分 ファビアン・ジョンソン(ボルシアMG)
2-0 84分 ラース・シュティンドル(ボルシアMG)
By サッカーキング編集部
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