ライプツィヒは2-1でアウクスブルクを下し6試合終了時点で無敗をキープしている
9月30日、ブンデスリーガ第6節初日が開催され、宇佐美貴史が所属するアウクスブルクは敵地でライプツィヒと対戦し、1-2で敗れた。木曜の練習で足首をねんざした宇佐美は、ベンチ外となっている。
両チーム最初のチャンスは、3分のアウクスブルク。チが右から速いクロスを入れると、ニアサイドにフィンボガソンが飛び込んだが、うまく合わせられず、ボールはゴールの左外に流れてしまった。
試合が動いたのは11分、ザビッツァーが正面からミドルシュートを放ち、アウクスブルクの守護神ヒッツが弾くと、こぼれ球にフォースベルクが反応。ペナルティーエリア左側の至近距離から狙ったシュートは、ヒッツの足に当たるもネットを揺らし、ライプツィヒが先制点を奪った。
ところがその3分後、中央のバイアーがペナルティーエリア右のチに展開し、フェアハークがチの外側を追い越す。DFがその動きにつられると、チは中へボールを持ちなおし、左足を振り抜いてボールはファーサイドのネットへ。試合は振り出しに戻った。
しかしその後もライプツィヒが優勢に試合を進め、25分にはウェアナーのヘディングシュートがクロスバーを叩き、43分にもパウルゼンのマイナスパスからまたしてもウェアナーがシュートを打ったが、これもヒッツが難なくキャッチしている。
1-1で後半に入るとまずは48分、アウクスブルクが中盤でボールを失うと右からザビッツァーが狙う。ヒッツが弾いたボールはライプツィヒがつなぎ、またしてもザビッツァーがペナルティーエリア右からシュートを放ったが、ネットを揺らすことはできなかった。
しかし、依然として優位に立つライプツィヒは52分、この試合ここまで目立つ動きを見せているザビッツァーが右から中央にドリブルで流れ、DFの意識を引きつけたところで左へパス。そしてパウルゼンがフェアハークとの1対1を縦に突破し、ヒッツの上を抜くシュートを決め、リードを奪った。
さらに61分には、ケイタが絶妙のスルーパスを通しウェアナーが抜け出すと、ゴール右から豪快に狙ったが、ボールは枠を越えている。
このまま試合は終了し、ライプツィヒが2-1で勝利。同クラブは昇格組ながら6試合終了時点で無敗を守っており、順位も暫定で3位に浮上した。