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独紙、今季も安定感抜群の長谷部に“迎撃戦闘機”と命名 原口はMOMに選出!

2016.08.29

フランクフルトの長谷部(左)とヘルタの原口(右) [写真]=Bongarts/Getty Images,City-Press via Getty Images

 ブンデスリーガ開幕節が26日から28日にかけて各地で行われ、日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルトはDF内田篤人所属のシャルケに1-0で勝ち、白星発進した。

 長谷部は中盤でフル出場し、勝利に貢献。地元紙『Frankfurter Rundschau』は、「2」点に相当する「Gut dabei(良い働き)」と高い評価を与えた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 寸評では、「中盤の安定装置であり、迎撃戦闘機。走り回ってスペースを埋めた」と、チームのバランスを取る動き、相手の攻撃の芽を摘み取るアグレッシブさ、そして豊富な運動量を手放しで称えた。さらに、「8分には、ブラニミル・フルゴタへの夢のようなパスを通している」と、パス精度の高さも紹介した。
 
 同じく開幕戦の活躍が認められたのがヘルタ・ベルリンの日本代表MF原口元気

 ヘルタ・ベルリンはフライブルクに2-1で競り勝ち、原口は左サイドでフル出場を果たした。

 ドイツ誌『kicker』は、試合後の採点で原口にチーム単独最高の「2」をつけ、「マン・オブ・ザ・マッチ」にも選出。同誌は選出理由として、「非常に力の込もった動きで、疲れ知らずのパフォーマンスを披露。ヘルタの両得点も、最初の突破口を開いたのは原口だった」と、質と量を兼ね備えたプレーと、両ゴールの起点になったことを挙げた。

 また、日本代表DF酒井高徳所属のハンブルガーSVはインゴルシュタットと対戦し、1-1で引き分けた。

 昨シーズン、レギュラーの座を勝ち取った酒井はフル出場を果たしたが、白星を逃したこともあり地元紙『Hamburger Morgenpost』の採点は「3.5」と、かなり低めな数字となった。

 しかし、常に酒井高の強みに目を向ける同紙らしく、寸評では「右サイドでしっかりと守備をすると、途中からは中盤も手堅く守った。攻撃でも好プレーがあった」と、良かった点を強調している。

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