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ブンデス10季目の長谷部、若手多数加入の新チームは「うまくやれる」

2016.08.11

2007-08シーズンからブンデスでプレーしている長谷部誠 [写真]=Getty Images

 3月からフランクフルトを指揮するニコ・コヴァチ監督のもとで、初のキャンプに臨んでいる日本代表MF長谷部誠の変化として、ドイツ紙『ビルト』は「これまでは常に先頭を走ってきたが、今回は難しいようだ」と指摘した。同国誌『kicker』日本語版が11日に伝えた。

 このことについて長谷部は「練習はタフですね」とコメント。ただその一方で「でもあんなシーズン(昇降格プレーオフで残留を勝ち取った)の後でしたし、こういうことは良い影響をあたえてくれるものだと思いますよ。もっと良くなれます」との見方を示している。

 フランクフルトは今夏、ブンデスリーガ未経験の若手選手を多く獲得。チームの中で最も経験がある選手の1人として、長谷部には新加入選手らをうまくチームに溶け込ませる役割も期待されるところだが、「僕も外国人ですけど、ただブンデス10シーズン目ですしね。僕たちはうまくやれると思いますよ」と前向きに語った。

「もちろんたくさんの若い選手がいるので、わからないところもあるでしょうけど。でも僕たちはそれを見つけていかなくてはいけない。そのためにはまだ時間が必要ですが、僕たちは良いクオリティを得ているとは思います」

 昨シーズンは中盤以外にも、右サイドバックなど複数のポジションで起用された長谷部だが、コヴァチ監督の下ではボランチとして考えられている。「僕のストロングポイントはディフェンスにあります」と長谷部。

 ただ先日行われたテストマッチでは、元ハンガリー代表MFフスティ・サボルチとスペイン人MFオマール・マスカレルがボランチコンビとしてフル出場。長谷部自身も危機感を抱いており、「プレーできる選手はたくさんいます。定位置争いをしていかないといけません」と意気込んだ。

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