ヴォルフスブルクでプレーしているドイツ代表MFシュールレ [写真]=ムツ カワモリ
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、ヴォルフスブルクに所属するドイツ代表MFアンドレ・シュールレへの関心を強めているようだ。ドイツ誌『kicker』の日本語版が伝えた。
ドルトムントはアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンのマンチェスター・Uへの移籍が間近に迫っていることが伝えられた。その一方でトーマス・トゥヘル前監督のマインツ時代の教え子、シュールレが獲得希望リストの上位にいることも伝えられていた。さらに同選手が所属するヴォルフスブルクのクラウス・アロフスGM(ゼネラル・マネージャー)が、ドルトムントからの関心について認める発言を行った。
「以前のトゥヘル監督とのつながりから興味を抱いているようだね」
以前には「シュールレを売却することはない」と明言していたのだが、今回は「金銭面について無視することできない。ただ必要に迫られているわけではないよ。いいチームでシーズンに臨まなくてはならないんだ」と語っている。
ただ2015年冬に移籍金3000万ユーロ(当時約38億7000万円)で獲得したシュールレは、ヴォルフスブルクとの契約を2019年まで残しており、獲得には多くの資金を要することにはなると思われる。
By kicker日本語版