古巣ニュルンベルクとのPO第1戦でフル出場を果たした長谷部 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ昇降格プレーオフのファーストレグが19日に行われ、日本代表MF長谷部誠が所属する1部16位フランクフルトと2部3位のニュルンベルクが対戦。1-1の引き分けに終わった。
ホームのフランクフルトは46分にオウンゴールで先制を許したが、65分にU-20セルビア代表MFミヤト・ガチノヴィッチのゴールで追いつき、引き分けに持ち込んだ。
古巣との対戦となった長谷部は中盤でフル出場。地元紙『Frankfurter Rundschau』は試合後の採点で、長谷部に対して他7選手とともにチーム2番目タイとなる「Ganz Okay(=十分合格/3点に相当)」の点数をつけた(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。
寸評では、「多くのことに挑んでボールを奪い、前線に運ぶこともあったが、パスの出しどころに迷ったことで、単なる横パスになってしまうことが多々あった」と、長谷部の動きがやや空回りだったと分析。さらに「後半に入ると、しっかりとした試合の舵取り役でもなくなってしまった」と、後半に入るとパフォーマンスが落ちた点も指摘した。
リーグ戦終盤に完全復調し、チーム最高の評価が続いていた長谷部だったが、プレーオフ初戦は不完全燃焼となって評価もいま一つ伸びなかった。なお、チーム最高評価はアルゼンチン人DFダヴィド・アブラームで、「2」に相当する「Gut dabei(=良い働き)」がついた。
セカンドレグは23日にニュルンベルクのホームで行われる。
By サッカーキング編集部
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