フランクフルト戦にフル出場した香川。チームメイトとともに厳しい評価となった [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第33節が7日に行われ、日本代表MF香川真司所属のドルトムントは、同MF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦した。
2位ドルトムントには逆転優勝、16位フランクフルトには残留がかかった一戦は、フランクフルトが14分に長谷部のアシストからMFシュテファン・アイグナーが挙げた1点を守り切って勝利。崖っぷちから脅威の粘りを発揮して3連勝を達成したフランクフルトは15位に浮上した。最終戦は勝ち点1差の16位ブレーメンとの直接対決に臨む。
一方、ドルトムントは後半戦初の黒星で今シーズン4敗目を喫し、2位が確定した。長谷部とともにフル出場を果たした香川は、3戦連発はならず、第28節から続いていたスコアポイントも逃した。
格下相手にゴールを奪えずに敗戦という結果を受け、『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』は試合後の採点で、MFマルコ・ロイス、FWピエール・エメリク・オーバメヤンら5選手に容赦なく「5」点をつけた。(最高1点、最低6点)
オーバメヤンと2トップを組んだFWアドリアン・ラモスにも「5」と、攻撃陣に軒並み最低評価がつく中、香川も「4.5」の低い点数となった。
寸評では、「いつものような運動量でせっせと動いていたが、正確さを欠くことが多々あり、かなりの攻撃がそこで途絶えてしまった」と、精度を欠いたことで好機を作り出せなかった点を指摘している。
1ゴール1アシストを決めた前節の試合後には「絶好調の香川」と絶賛し、「2」点を与えていた『Ruhr Nachrichten』紙も、フランクフルト戦の採点では、他5選手とともに最低となる「5」をつけた。
ドルトムントは今シーズン最終戦となる14日の第34節でFW大迫勇也のケルンをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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