交通事故で命を落としたファイアーアーベント [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表DF酒井宏樹、同MF清武弘嗣、同MF山口蛍が所属するハノーファーのFWニクラス・ファイアーアーベントが、交通事故に遭い、死亡した。
クラブ公式サイトは1日に「今朝、非常に辛い知らせが伝えられました。19歳のFWが早朝、交通事故に遭い、命を落としてしまいました。チームメイト、コーチ陣、クラブ関係者、ファンのすべてが、大きな衝撃を受けています」と発表。
ドイツ誌『kicker』日本語版によると、同選手は今年2月にプロ契約を結んだばかりで、今冬のキャンプではトップチームに帯同。Aユースでは23試合に出場し、11得点をマークしていた期待の若手だった。
警察の発表によれば、1日午前5時45分ころ、5人を乗せた車が道から外れて木に激突。後部に乗っていた三人が死亡し、そのうちの一人がファイアーアーベントだった。前の座席に座っていた二人も重傷で病院へと搬送されているが、事故に関する詳細についてはまだ明かされていない。
クラブ公式サイトでは、「ニクラス、君のことは決して忘れない」とメッセージが掲載されている。