ブンデス第28節で先発出場した原口(左)と長谷部(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
3日に行われたブンデスリーガ第28節で、日本代表FW原口元気が所属する4位ヘルタ・ベルリンは、勝ち点差「6」で5位のボルシアMGと対戦。チャンピオンズリーグ出場を争う両雄の一戦は、ボルシアMGが5-0で大勝を収めた。
原口は、前節のインゴルシュタット戦で1ゴール1アシストを記録し、ヘルタ・ベルリンの2連勝に貢献。そして今節では右ウイングで3試合連続の先発出場を果たし、4点を追う81分までプレーした。
だが、0-5という惨敗を受け、ドイツメディア『Sportal.de』の採点では「5」がついた(ドイツメディアの採点は最高1点、最低6点)。寸評でも「相手ゴール前で全く脅威を与えられなかった」と、厳しい批判を受けている。
また、日本代表MF長谷部誠の所属する17位フランクフルトは、2日に首位バイエルンと対戦して0-1と惜敗。降格圏脱出はならず、厳しい残留争いが続く。
約2週間前に行われた前節は途中出場だった長谷部は、2試合ぶりに先発メンバーに復帰。フル出場を果たしたが、久々に高評価を受けた前節の動きを維持できず、「またしても一歩後退」と、一進一退が続く今シーズンのパフォーマンスを指摘されている。
両選手の採点と寸評は以下の通り。
『Sportal.de』
採点:5
寸評:シュート数ゼロ、シュートアシスト1回というのは、攻撃の選手としては少なすぎる。相手ゴールの前で全く脅威を与えられなかった。守備の方もダメだった。
『Frankfurter Rundschau』
採点:Schwachelnd(=低調/5点相当)
寸評:またしても一歩後退。パスミスが目立ち、ボールも簡単に失った。走行距離はトップ(約12キロメートル)も、リズムを全くつかめなかった。終了直前には、攻撃の好機を逃してしまった。
By サッカーキング編集部
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