ドイツ代表の練習に参加していたシュヴァインシュタイガー(右端)[写真]=Bongarts/Getty Images
マンチェスター・U所属のドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーから残念なニュースが届いた。代表主将を務める同選手は、右ひざの負傷により23日の練習参加を見合わせ、検査のためミュンヘンのミュラー・ヴォールファールト医師の下へと向かっていたのだが、その結果再び右ひざの内側側副じん帯を部分断裂していたことが判明。これから6週間の離脱を余儀なくされることが明らかとなった。ドイツ誌『kicker』日本語版が24日に報じた。
今年のはじめに右ひざの内側側副じん帯を部分断裂したシュヴァインシュタイガーは、20日に行われたプレミアリーグ第31節のマンチェスター・C戦で約2カ月ぶりに復帰。しかし、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督によれば「シュヴァインシュタイガーは22日の練習の終盤で、特に接触があったわけではなく負傷」している。
レーヴ監督は「まだユーロまでには時間はある」と回復への期待を示し、「ブラジル・ワールドカップ(2014年夏)の時も、キャンプではあまりフルメニューに参加できていなかったにもかかわらず、重要な試合で実に存在感を示すところまでもっていった。彼の意欲は非常に高く、再びトップレベルのパフォーマンスを見せようと意欲的だよ」と語った。
これまでドイツ代表として114試合に出場しているシュヴァインシュタイガーは、ブラジルW杯終了後に、バイエルン所属のDFフィリップ・ラームの後任として代表主将に就任。しかし度重なる負傷により、それ以降はあまり出場機会を得られずにいる。
By kicker日本語版