フランクフルト戦で長谷部(右)と対峙する原口(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第24節が2日に行われ、日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと同MF長谷部誠が所属するフランクフルトが対戦した。試合後、原口は記者団のインタビューに応じている。
試合はホームのヘルタ・ベルリンが63分にドイツ人MFミッチェル・ヴァイザーの得点で先制に成功。78分にはコートジボワール代表FWサロモン・カルーが追加点を挙げ、2-0でフランクフルトを下した。先発出場した原口は68分までプレー、長谷場はフル出場を果たしている。
原口は試合を振り返って、「チームも個人もあんまりリズムに乗れなくて、難しかったです。相手がロングボールを蹴ってきて、ボールが空中に浮いている時間が長かったのも要因かなと思いますけど、まぁ良くなかったですね。勝てたのだけ良かったです」と話し、個人としてもチームとしても試合内容には満足いかなかったと明かした。
さらに、「自分たちの良さが出るのはやっぱりボールを取って勢いよく攻めていく時。相手のロングボールが多かったので良い形で奪えなかったというのがあるし、取った後の繋ぎもミスが多かったし、チーム全体として良くはなかったですね」と続け、うまくいかなった要因を分析した。
自身のプレーについては「今日の出来ではいつ出られなくなってもおかしくないと思うので、反省している。引きずってもしょうがないので、切り替えて次はチームのために何かしらできるようにしたいなと思います」と、反省の便を口にして、次の試合に切り替えた。
左サイドMFで先発出場した原口は右サイドバックで出場していた長谷部とマッチアップする形となった。「今日はあまり良い形でボールが入らなかったので対峙するシーンはあまりなかった。逆に長谷部さんがボールを持っているところに(守備に)行くことが多かったですね。なかなか(長谷部さんから)ボールは取りにくかったし、うまく外されてしまったなというのはあります」と、守備側で対応するシーンが多かったと言及した。
また、結果を残すことが「一番の評価になる」と力強く口にした原口。「僕の場合はもっともっと評価を上げていかないといけないので、正直勝って嬉しいですけど、悔しい(気持ちの)方が大きい。サロモン(・カルー)の1得点1アシストとかを見ると、ああいうところを目指していかないといけないなと思うし、同じチームですけど力の違いを見せつけられているのが悔しいです」と、チームメイトからの刺激を次に繋げたいと強調した。
By サッカーキング編集部
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