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ハノーファー山口、4失点大敗も「すべてが悪かったわけではない」

2016.03.02

ヴォルフスブルク戦にフル出場したハノーファーMF山口蛍 [写真]=Getty Images

 日本代表DF酒井宏樹、同MF山口蛍、同MF清武弘嗣が所属するハノーファーは、3月1日に行われたブンデスリーガ第24節でヴォルフスブルクと対戦し、0-4で敗れた。試合後、フル出場した酒井と山口が取材に応じている。

 前節、日本人3選手が初めて揃って先発したハノーファーはシュトゥットガルトに2-1の逆転勝利を収め、9試合ぶりの白星を手にした。今節も3人が揃ってスタメンに名を連ねたが、ドイツ代表MFアンドレ・シュールレにハットトリックを許すなど大敗を喫し、連勝を逃した。

 試合を振り返った酒井は、「まあ、今日はもうしょうがないです。勝ちに行った結果なので。0-2も0-1も0-4も、今の僕らには同じなので。もう、ただただ(相手の)クオリティが高かっただけでした。相手を称えるしかないです」と、ヴォルフスブルクを称賛。一方で、「強いて言えば20分までに僕らが1点とれてれば、また違った結果になっていたかなっていう風には思います」と、試合序盤のプレーには手応えを掴んだようで、今後の巻き返しを誓っている。

「20分までは素晴らしい試合だったのでそれを続けるしかないですし、今は勝つしかない。今日の0-4は残念ですけど、前を向くしかないので。本当にサポータには申し訳ないですけど、勝って恩返しするしかないと思います」。

 山口も同様に、「完敗ですね。強かったです」とヴォルフスブルクの強さを痛感した様子で話すと、試合の入り方に関しては「よかったと思いますし、前半すごくきつかったですけど、自分たちがボール持つときはうまく回せてたし、ゴールまでの道筋というのもうまく作れてたとは思います」とコメント。そのうえで、「やっぱり最後にシュートを打つなり、そこで終わるというのをしないとすぐに相手のカウンターになっていたので。そこは今後やっていかなきゃいけないと思いますね」と課題を挙げた。

 そして、「下を向いててもしかたないですし、前向きながらでやって行くしかない。すべて悪かったっていうことではないし、攻撃で良い場面もあった。引き分けじゃない、勝つために自分たちで前から行って、その結果っていうのもあるし。完敗ではありましたけど、全部が全部悪かっただけじゃないから、そこは行くしかないかなと思います」と、大敗の中からも得るものはあったとし、気持ちを切り替えている。

 最下位に沈むハノーファーの次節は5日、残留を争う16位ブレーメンと敵地で対戦する。

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