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独地元2紙、香川にチーム最低点「ミスを犯す頻度がすさまじく高い」

2016.02.29

ドルトムントでプレーする香川真司(写真は2月25日のポルト戦) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 ブンデスリーガ第23節が28日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するリーグ2位のドルトムントは、降格圏の17位に沈むホッフェンハイムと対戦。25分に先制点を許したが、試合終盤の80分からに立て続けに3ゴールを決め、3-1で逆転勝ちした。

 香川は25日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのポルト戦に続き、2戦連続で先発したが、前半のみで交代。ドルトムントの地元2紙がチーム単独最低点の「5」をつけ、厳しい評価を受けている。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』は、「彼のプレー範囲は相変わらずすさまじく広い。右サイド後方にいたかと思えば、すぐその後に左サイドの前線に姿を見せる。もっとも、ミスを犯す頻度もすさまじく高い」と、皮肉を込めて酷評した。

 続けて、「21分、右サイドでムヒタリアンとの連係から抜け出した瞬間に、エリア内でフリーになっていたオーバメヤンを逃してしまったプレーは、それを象徴するミスだ」と、決定的なミスを指摘している。

 また、地元紙『Revier Sport』は、「やる気と情熱は今も変わらずにある。しかし、動きの軽さだけが不可解な形でなくなってしまっている」と、気持ちだけが空回りし、スランプに苦しんでいる様子を伝えた。

 そして、『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』同様、「21分のプレーのように、本能的に正確な判断を下すことができなくなっており、むやみに個人プレーに走ったり、味方とのショートパスですらミスを犯してしまう」と、21分のミスを指摘。「ハーフタイムでの交代は当然の結果」と、前半のみの交代もやむなしとしている。

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