6年間で1000日間の離脱を強いられることが予想されるバトシュトゥバー [写真]=Getty Images for FC Bayern
バイエルンは13日、ドイツ代表DFホルガー・バトシュトゥーバーが、練習中に足首を骨折したと発表した。
バトシュトゥバーは1989年生まれの26歳。バイエルンの下部組織で育ち、最も才能豊かなセンターバックとして期待され、若くして出場機会を得てきた。
その一方で継続的に大きなケガを負ってしまう傾向があり、2009年から所属しながらも出場数は118に留まっている。そして、2015年4月に負った左足の負傷から193日振りに復帰したのが昨年の11月。それからようやくペースを掴み始めたところで、再び大きなケガを負ってしまった。
土曜日の最後のトレーニングセッションでケガを負ったバトシュトゥバーは、病院で検査を受けたところ足首を骨折していることが明らかになった。今後手術を受けるかどうかの最終判断が行われるとのことだが、約3カ月の欠場が予想されている。
2007年にバイエルン・ミュンヘンのリザーブチームに昇格し、2009年7月にファーストチームに呼び寄せられたバトシュトゥバー。デビューから間もない2009-10シーズンには33試合に出場。次年度には恥骨炎で2カ月離脱したものの23試合、3年目にも33試合でプレーした。しかしそれからの3シーズン半では僅か29試合に留まっており、2013-14シーズンに至ってはカップ戦にすら出場できなかった。
ドイツの移籍情報サイト『Transfermarkt』によれば、彼の負傷歴はこのようになっている。括弧内は離脱期間だ。
2010年11月:恥骨炎(59日)
2012年10月:筋損傷(4日)
2012年12月:前十字じん帯断裂(532日)
2014年9月:腱断裂(112日)
2015年3月:炎症(11日)
2015年4月:太もも筋断裂(193日)
2016年2月:足首骨折(予想:90日)
つまり、今回のケガを足すと主なものだけで、6年のうちのほぼ半分の1001日を棒に振ることになりそうだ。
(記事提供:Qoly)