バイエルンでの練習初日に離脱を強いられたタスキ(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ4連覇を目指すバイエルンに、再び不運が訪れた。1日にスパルタク・モスクワから期限付き移籍で獲得したドイツ代表DFザーダール・タスキが、加入後初練習で負傷した。ドイツ紙『ビルト』が3日に報じている。
バイエルンは守備陣に負傷者が続出している。1月22日に行われたブンデスリーガ第18節でドイツ代表DFジェローム・ボアテングが内転筋を痛めて3カ月の離脱が決まり、さらに同29日にはスペイン代表MFハビ・マルティネスが練習中に半月板を損傷。数カ月の離脱を余儀なくされることとなった。最終ラインの選手層強化を図るべく、バイエルンは1日、タスキを今シーズン終了までの期限付き移籍で獲得した。
しかし報道によると、タスキはバイエルンでの初練習でロンド(ボール回し)を行っていた際、ドイツ人MFセバスティアン・ローデと激突し、そのまま練習を途中で切り上げたという。なお、診断の結果は軽度の脳震とうで、幸い2、3日安静にしていれば問題ないとのこと。だが、タスキは同日午後に開かれた入団会見を欠席することとなった。“主役”を欠いた同会見では、スポーツディレクターのマティアス・ザマー氏がメディアとの質疑応答を行っている。
By サッカーキング編集部
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