ボルシアMG戦に出場したマインツFW武藤嘉紀(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
29日に行われたブンデスリーガ第19節で日本代表FW武藤嘉紀の所属する8位マインツは4位ボルシアMGとホームで対戦。21分にドイツ人MFクリスティアン・クレメンスが決めたゴールを守り、1-0で逃げ切って4試合ぶりに勝ち点3を挙げた。
前節、開幕節以来のスタメン落ちとなった武藤は、1トップで先発出場。ゴールは決められず、67分にベンチに退いた。
地元紙『Allgemeine Zeitung』は試合後の採点で、武藤に「3」(ドイツメディアの採点は最高1点、最低6点)の平均的な点数を与えた。寸評では「1人目のディフェンダーとして奮闘したが、1トップとしてはシュートチャンスがなかった」と、本業では役割を全うできなかったものの、守備面で貢献したことを評価されている。
なお、同紙の採点では、好セーブで勝ち点3をがっちり守ったドイツ人GKロリス・カリウスに最高点の「1」がついた。
スポーツサイト『Sportal.de』は、武藤にトルコ代表MFユヌス・マッリら2選手とともにチーム最低タイの「3.5」をつけた。「シュートチャンスがなく、アンラッキーな一夜になってしまった」とチャンスに恵まれなかった点を“不運”と表現。「その代わり、よく走り、何度もマインツの攻撃の起点となっていた」と続け、シュートチャンス以外での動きを評価した。
マインツは、2月6日に行われる次節で、日本代表のMF清武弘嗣、MF山口蛍、DF酒井宏樹が所属するハノーファーとアウェーで対戦する。
By サッカーキング編集部
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