マインツの“M&M”コンビ、武藤(左)とマッリ(中央)[写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントへ今冬移籍するのではないかという噂があった、同代表FW武藤嘉紀が所属するマインツのトルコ代表MFユヌス・マッリが、少なくとも今シーズン終了まではチームに残留することが明らかとなった。26日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
ドルトムントは冬の移籍市場でマッリ獲得のために、950万ユーロ(約12億円)という同選手の市場価値を大幅に上回る1300万ユーロ(16億5000万円)を支払う準備をしていたが、マインツ側が少なくとも今冬における同選手の放出を容認しないことを決定したという。
現在23歳のマッリは、今シーズンここまで全18試合に出場し、チームトップの8ゴールを記録。同紙からは以前、攻撃のパートナーである武藤(7ゴール記録)とともに、チームを支える“M&M”コンビと称されていた。
同紙によると、すでにドルトムントとマッリ本人の間では移籍について話し合いが行われており、契約は2019年まで、そして年俸は現在の2倍となる300万ユーロ(約3億8000万円)になると見られていた。
ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督は「トレーニングのクオリティを高く保つためにも選手が必要だ。現在の我々の戦力は決して厚くないからね」と、この冬の間に新戦力を補強したいことを明言しており、アトレティコ・マドリードに所属する元U-21スペイン代表MFオリベル・トーレスの獲得に動くかもしれないという。
By サッカーキング編集部
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