フル出場で勝利に貢献した長谷部誠(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第18節が24日に行われ、日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトとヴォルフスブルクが対戦。フランクフルトが3-2と競り勝った。長谷部は右サイドバックでフル出場を果たした。
試合後、長谷部が勝利を振り返った。
フランクフルトは前半を1点ビハインドで終え、後半に2ゴールを決めて逆転に成功。79分に追いつかれたが、後半アディショナルタイムに決勝点を挙げて競り勝った。長谷部は「前半の内容で言えば負け試合でしたけど、立て直して3つのチャンスを全部決めたかなという感じはします」と、第一声。0-1で終えた前半について「選手間の距離感も遠かったし、ボールをもらおうとする気持ちが足りなかったかなと。後半は中盤(の選手)を替えてボールを持てる選手が入ったので、その中でリズムは作れたのかなと思います」と、振り返った。
試合は後半アディショナルタイムの決勝点で劇的な決着を迎えたが、90分に長谷部はビッグプレーを見せた。相手のループシュートに反応し、無人のゴールへカバーに入って間一髪、クリア。失点を防ぎ、勝利に貢献した。
長谷部は「そんなに(ゴール)ラインぎりぎりではなかったんですけど、最後までしっかり、あのようなところで詰めるか詰めないかというのは勝負の分かれ目だと思う。それは自分だけではなく、後半は全員がやれたと思います」と振り返った。
長谷部にとっては古巣相手の勝利となったが、「ヴォルフスブルクと対戦する時は特別な思いはある」と言いつつ、「ただ、今は対戦相手どうこうと言っていられない。残留争いの真っただ中なので、今日は勝ち点3を取れたことが良かったと思います」と、語った。
フランクフルトは次節、30日にアウェーでアウクスブルクと対戦する。
By サッカーキング編集部
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