山口蛍のブンデスリーガデビューは持ち越しに [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第18節が23日に行われ、MF清武弘嗣、MF山口蛍、DF酒井宏樹が所属するハノーファーとダルムシュタットが対戦。負傷離脱中の清武はベンチ外、酒井宏樹はフル出場を果たし、今冬新加入の山口はベンチスタートだったが、出場機会は得られなかった。試合は1-2で終了し、ハノーファーはホームで逆転負けを喫した。
ブンデスリーガデビューは次戦以降に持ち越しとなった山口が、試合後に感想を語った。
初めてベンチ入りした山口は「(スタジアムの)雰囲気はすごく良いと思います」と、第一声。相手にリードを許す展開で、「たぶん、監督の中では(自分を)アンカーのような位置だと考えていると思うので、負けていた(リードされていた)状況もあったし、前線の選手が(交代として)来るかなとは思っていました」と、出番なしの一戦を振り返った。
今後、自身が担当するポジションについては「どうなんでしょう、それはシステム次第だと思うので。今日のような実戦になればアンカーかもしれないですけど、それは分からないですね」と話し、先発メンバーが固定する傾向にあるのではないかと問われると、「そうですね、それはあると思います。状況も状況ですし、そんなに(メンバーを)いじらないとは思います。今は辛抱強く我慢して、チャンスが来た時に自分のプレーをしっかり出せるように日頃から準備したいです」と、焦らずに出場機会を窺う構えを示した。
今冬にハノーファーへ加入した山口。日々のトレーニングについて感想を問われると、「やはり、日本とはプレースピードが全然違います。なおかつJ2にいたので、そういうところで大きな差があるので、時間をかけて慣れていくしかないと思います」とレベルの差を感じていることを明かし、「練習から、自分の持っているものを全て出すしかないと思うので、日頃の練習を怠らずやるしかないかなと思います」と、意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
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