香川のゴールを喜ぶドルトムントメンバー [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと同代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトが、12日にUAEのドバイで行われた親善試合で対戦した。
現在、ドバイで冬季キャンプを行っている両チーム。ドルトムントは2016年初のトレーニングマッチに臨んだ。対してフランクフルトは10日にアブダビでアル・アハリと親善試合を行い、5-1で完勝。長谷部も63分までプレーした。今試合は、香川がベンチスタート、長谷部はボランチで先発出場となった。
試合は前半39分に動く。ドルトムントは、マルコ・ロイスがペナルティエリア内中央で倒されてPKを獲得。キッカーを務めたイルカイ・ギュンドアンが相手GKの逆を突いて、ゴール右隅に決めた。ドルトムントは、1点リードで前半を折り返し、メンバー9人を入れ替えて後半に臨んだ。香川も後半開始から出場した。
すると48分、ゴンサロ・カストロがエリア内右で相手のバックパスをカットし、中央へパス。フリーのアドリアン・ラモスが右足シュートを放ち、ゴール右隅に沈めた。さらに62分、クリスティアン・プリシッチがエリア内右に侵入し、グラウンダーの折り返しを供給。中央へ走り込んでいたフリーの香川が、右足で流し込んでゴールネットを揺らした。
3点リードを得たドルトムントは、68分にダメ押しの追加点を奪う。カウンターから、A・ラモスがドリブルで持ち上がる。香川も走り上がったが、A・ラモスは自ら仕掛けて最後のDFをかわすと、エリア内中央で右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。
試合はこのままタイムアップを迎え、ドルトムントが4-0の快勝を収めた。フランクフルトは同試合で合宿を終了し、ドイツへ帰国。ドルトムントは15日に韓国の全北現代と対戦する。
【得点者】
1-0 39分 イルカイ・ギュンドアン(PK)(ドルトムント)
2-0 48分 アドリアン・ラモス(ドルトムント)
3-0 62分 香川真司(ドルトムント)
4-0 68分 アドリアン・ラモス(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
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