自身の写真展会場でトークショーを行った内田篤人
シャルケに所属する日本代表DF内田篤人の写真展『ATSUTO UCHIDA PHOTO GALLERY supported by HUBLOT』が23日より開催。同日、内田が会場を訪れてトークショーを行った。
6月に右ひざの手術を行って以降、今シーズンの公式戦での出場がないまま、2015年のシャルケでの活動を終えた内田。2010年夏にシャルケに加入してから、今シーズンで6年目を迎えており、2014年10月には2017-18シーズンまでの契約延長を果たしている。
ブンデスリーガ以外で興味を持つ国やリーグがあるかの質問がトークショー来場者から寄せられると、「日本人がスペインで活躍できるのは難しいと思います。スペイン人はうまいんです。『日本人は技術がある』と言いますけど、比じゃないんですよ。日本人と被っている要素が敵わないんですよね。乾(貴士)もうまいですけど、彼くらいの(技術を持った)選手は他にもいるのかなと。だからこそ頑張ってほしいです。最近は試合に出ていて、結果も残しているので、このままいってほしいですね」と、リーガ・エスパニョーラを例に挙げ、現在エイバルで奮闘中の乾貴士へのエールを送る。
スペインでプレーすることへの関心については、「興味はありますけど、僕一人でどうこうできる問題でもないので。もちろん、プレミアもイタリアもそうです」とコメントする一方、「(シャルケには)必要としてもらって契約延長の話もしてもらって今になっているので。自分がやってきたことを無駄にしたくないし、自分が作ってきた立場というか、居場所なので大事にしたい」と、クラブへの愛情を示している。