バイエルンを率いるグアルディオラ監督(左)とMFキミッヒ [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がある選手のことを、自分の息子と形容したとドイツの各メディアが伝えている。
その選手は、今シーズン獲得したU-21ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ。同選手は直近の2シーズンの間、RBライプツィヒでプレーしていた。当時のRBライプツィヒの監督だったアレクサンダー・ツォルニガー氏は現在、シュトゥットガルトの指揮官を務めている。
7日に行われたブンデスリーガ第12節、バイエルンとシュトゥットガルトが対戦し、両監督が顔を合わせることになった。グアルディオラ監督が「私はジョシュア・キミッヒにかなりアンフェアだ。彼はもっと多くの試合時間を得るに値する。だが、彼は決して不満を言わない」と述べたところ、ツォルニガー監督は「我々なら彼に試合時間を与えられる」と口を挟んだという。
これに対してグアルディオラ監督は「あなたがキミッヒを鍛えてくれて、我々を大いに助けてくれたね」と答えた。そして、移籍に関しては「申し訳ないが、彼はここに留まる。キミッヒはほとんど私の息子だ」と語り、同選手を手放さないことを明言したという。
現在20歳のキミッヒはシュトゥットガルトの下部組織で育った。買い戻しオプション付きで、RBライプツィヒへ移籍しており、「自分にとってパーフェクトなステップだった」と話している。
また、今年のU-21欧州選手権にドイツ代表として出場していたキミッヒ。『UEFA.com』によると、同選手について、U-21ドイツ代表を率いるホルスト・ルベッシュ監督は、「ジョシュアには物凄いクオリティがあり、攻撃と守備の両面において多才だ。前途洋々だと思うね」と、高い評価をしている。
キミッヒは、今シーズンのブンデスリーガで7試合に出場しており、そのうち2試合でスタメン出場を果たしている。
(記事提供:Qoly)
By Qoly