ヴォルフスブルク戦に出場した長谷部 [写真]=Bongarts/Getty Images
MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトは16日、2015-16シーズンのブンデスリーガ開幕節でヴォルフスブルクと対戦し1-2で敗れた。この試合にフル出場した長谷部が試合後の取材に応えている。
13分、17分と立て続けに失点を喫したヴォルフスブルクは、すぐさま反撃し19分に1点を返すと、後半も何度かチャンスを作ったものの同点ゴールを奪うことができず、開幕戦を落とした。
長谷部は、「早い時間の2失点が痛かったかなと思いますね。そんなに悪いゲームをしているわけじゃなかったし、相手もそんなに良いわけではなかったと思うんですけど、その中で、やっぱり勝ち点1でも拾えないっていうのは、ちょっと悔しいですけどね。勿体ない感じがします」と敗戦を悔やんだ。そして、「お互いチャンスはあったし、決定力の差と言えばそうだと思うし、後半に関しては最後の3分の1っていうか、シュートに行くまでの形って言うところがしっかり上手く崩せなかったかな」と振り返っている。
後半開始と同時に右SBから中盤にポジションを移したことについては「試合の中で、この監督は結構ポジション変えたりするんで、そこをもう少し中盤に入った時に高いレベルでプレーしたいなと思います」と答え、「準備期間では少しは中盤もやっていたし、試合でもやっていたし、そういう意味で言えば、もう少し良いプレーをすればもっと中盤で出してもらえるかなと思います」と中盤でのプレーに意欲を見せた。
この試合ではFKのボールを自らセットする場面が見られたが、「まぁ直接は蹴らないですけどね(笑)でも、右のキッカーがいないのでCKとか蹴る場面もあるんでその辺も精度上げたいなと思いますけど」と、セットプレーのキッカーを務める可能性を示唆している。
また、2失点目の場面を「自分でも届くか届かないか微妙なところで、もう一回見ないとわからないですけど、自分がしっかりクリアできていれば失点は起こらないところだったと思うんで」と振り返り、反省を口にした。
最後に、次節ホームで迎えるアウクスブルク戦について「ホームなんでね、昨シーズンからホームではずっと負けてないんで、とにかく勝ち点3取りたいです」と意気込みを語っている。