17日のボーフム戦に出場した香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が、3週間経過した今夏のプレシーズンを振り返った。日本版公式サイトが19日に伝えている。
今夏、アジアツアーを行ったドルトムントは、6日に来日し、7日に行われた川崎フロンターレとの親善試合で6-0の圧勝。そして、シンガポールを経て、9日にマレーシアでジョホールバル・サザン・タイガースと親善試合を行い6-1の勝利を収め、アジアツアーは2連勝で終えた。その後ドイツへ戻ったドルトムントは、17日にブンデスリーガ2部のボーフムとプレシーズンマッチを行ったが、1-2で敗戦している。
アジアツアーでは2試合連続でゴールを決めた香川は、「ボーフム戦を見てわかるように、まだすべてがうまくいっているとは言えない。いくつかの部分で改善の余地がある。何度かまずいところを見せてしまった」と振り返ると、「いい状態でリーグ戦の開幕を迎えるために、そういう欠けている点は練習で取り組んでいく必要がある。最初の重要な試合も、もうすぐそこに迫っている」と危機感を明かした。
また、チームのについては、「僕たちはとてもフレッシュなプレースタイルでサッカーをしていて、とても楽しい。練習中は皆、本当に集中している。チームは才能にあふれていると僕は思う」とコメントしている。
ドルトムントは、19日からスイス東部のバート・ラガーツで合宿をスタート。21日には、スイス・スーパーリーグ(1部リーグ)のFCルツェルンと、25日にはユヴェントスと親善試合を行う。