2試合連続ゴールを決めた香川真司(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは25日、ブンデスリーガ第30節で同代表のMF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトと対戦し、2-0で勝利した。
2試合連続ゴールを決め、連勝に貢献した香川は「もちろん嬉しいですけど、後半は2点目、3点目を取れるチャンスがあったので悔しいです」と試合を振り返った。ブンデスリーガ日本語版公式HPが伝えている。
ドルトムントは咽頭炎でMFイルカイ・ギュンドアンが欠場。香川は「ボランチで司令塔というか、ボールを操れるギュンドアンを欠いていましたけど、そこまでマイナスなところはなかった。勝っているときには、誰が出ていてもうまくいくものかなと思います」と印象を語った。
自身のゴールシーンについては、「あそこまでフリーで行けるとは思わなかった。相手のプレスも、自分へのマークも甘かったので、シンプルで簡単なゴールだったと思います」とコメントしている。
来シーズンからは、元マインツのトーマス・トゥヘル氏が指揮を執ることが決定しているが、香川は「そのことは考えていないし、今はとりあえず残りのシーズンを頑張ります」と、終盤戦への意気込みを見せた。ドルトムントは、この試合の勝利で暫定8位に浮上。来シーズンのヨーロッパリーグ出場権が獲得できる6位との差をわずか3ポイントまでに縮めている。