ドルトムントに所属するDFフンメルス [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、ドイツ誌『キッカー』とのインタビューで、今後のキャリアについて「いつかは国外でプレーしたい」との思いを明かした。
バイエルンの下部組織で育ったフンメルスは、2008年にレンタルでドルトムントに加入。2009年に完全移籍すると、今シーズンからはキャプテンを務めるなど、チームの主力選手としてプレーしている。
フンメルスは「ドルトムントのリーダーたちと多くの話し合いを行ったが、まだ将来については決めていない」と言明。「僕がどれだけドルトムントを愛しているかは、誰もが知っていることだ。でも、強力な選手たちがいる強いチームの一員でありたいんだ」と、移籍の可能性を示唆した。
一方で、チャンピオンズリーグ出場権の獲得は、決断に影響を及ぼさないことを強調している。フンメルスにはマンチェスター・Uが関心を示しているという噂もあるが、「海外に行きたいと思うこともあるし、行く必要はないんじゃないかと思うこともある。だた、人間的な面やサッカーの面で成長するために、国外でプレーすることはいいことだと思う。いつかは海外に行ってみたいね」と、海外挑戦への意欲も示している。