フランクフルト戦に先発出場した岡崎 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第22節が21日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツと、同代表のMF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトが対戦。先発出場した岡崎は同点弾をアシストし、試合はマインツが3-1で逆転勝利を収めた。
マルティン・シュミット新監督就任後の初戦を終えた岡崎は、「一番変わったのは、SBが高い位置を取らずに様子を見て上がっていくっていう自分たちの形に戻ったところ。バランスが崩れず距離感がよかったので、それが一番の勝因かなって気がしますね」と手応えを口にした。
個人としては、求める形でボールを受けられる回数が少なく、「今はほんとチームが良くなることが一番良いんで、我慢するしかないと思う」としながらも、今シーズン2つ目となるアシストをマークして同点弾を演出。「角度がなくて中を見たらすごい勢いで(クリスティアン・クレメンスが)走ってたんで、まぁあそこはパスかなって。ここからチームもよくなってくれば自分にもチャンスは来るし、焦らずに続けてどこかでシュートを打っていきたい」と語った。
また、指揮官が代わったことで、守備時の戦術にも変化が生じている。「前の選手もちゃんと守備をするっていう感じになったので、ダッシュでゴール前まで走ってまた守備してっていうシーンが何回もあった」と振り返った岡崎は、「ユヌス(・マッリ)と俺がもうちょっと2トップみたいになりつつあるので、今後はもっといろんなことが出来るようになってくると思います」と、今後に期待を寄せている。