第5節で対戦した長谷部、乾、岡崎(左から)[写真]=Bongarts/Getty Images
21日に行われるブンデスリーガ第22節で、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツは、同MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトとの“ライン・マイン・ダービー”に臨む。同試合を前に、マインツ公式フェイスブックでは岡崎と長谷部のコメントを伝えた。
まずアジアカップについて岡崎が「ショックでした」と大会敗退を振り返ると、長谷部も「自分たちが想像していた結果と違うものだったので、受け入れがたいものでした」と語り、「でも、すぐにブンデスリーガの試合があって、気持ちの切り替えができたことは救いだった」と心境を明かした。
UAE戦で負傷していた岡崎は、「足が痛かったのでスタートは少し辛かったですけど、今は気持ち的にも全く問題ないです」とコメント。現在15位に沈むチームについて「残留争いをしていますが、チームが慎重になりすぎないようにすることが大事」と言及すると、「今後も難しい試合が続くと思うけど、そういった中で“自分に何ができるのか”ということに対してモチベーションが高いです」と意気込みを語った。
リーグ前半での対戦時は、マインツが2点のリードを奪いながらも追いつかれ、2-2の引き分けに終わっている。今節、長谷部は累積警告で出場できないが、「チームメイトが勝ち点3を持って帰ってきてくれる信じています」と勝利宣言。試合に向けてのトレーニング内容を問われると、「それはもちろんシークレットです」と答えた。
対する岡崎は、「チームがまとまって戦うことが重要になると思います。マインツは監督がマルティン・シュミット監督に代わって最初の試合。自分にとってはダービー戦というよりも、新しいことが始まるという意識の方が強いですね」と、シュミット新監督の初陣を勝利で飾ると誓った。