ホームで敗戦したドルトムント [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第19節が4日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとアウクスブルクが対戦した。
前節のレヴァークーゼン戦をドローで終えて最下位に転落したドルトムント。今節はホームに暫定5位のアウクスブルクを迎えての一戦となった。
試合は前半をスコアレスで折り返し、後半の50分、アウクスブルクは、チ・ドンウォンの落としを受けたハリル・アルティントップがドリブルでエリア内に侵入し、横パスを選択。手前のチ・ドンウォンはDFに潰されるも、こぼれ球をラウール・ボバディジャが押し込んで、ネットを揺らした。
63分、突破したピエール・エメリク・オーバメヤンを引っ張って止めようとしたクリストフ・ヤンカーがレッドカードを受けて退場。ドルトムントは数的有利となった。72分にドルトムントは、マルコ・ロイスとケヴィン・カンプルに代えて、ヘンリク・ムヒタリアンと香川を投入。
89分には、香川が左サイドからクロスを入れると、ファーサイドでフリーのムヒタリアンが右足で合わせるが、GKアレクサンダー・マニンガーがセーブした。後半アディショナルタイム入って、ムヒタリアンが右サイドからクロスを入れると、ファーサイドでフリーとなったチーロ・インモービレが頭で合わせるが、シュートはGKマニンガーの真正面でゴールとはならなかった。
試合はこのまま終了し、ドルトムントは失点後の数的有利を活かせず、0-1で敗戦。リーグ戦5試合勝ち星がなく、最下位脱出とはならなかった。
ドルトムントは次節、7日にフライグルクと対戦。アウクスブルクは8日に、日本代表のMF乾貴士とMF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。
【得点者】
0-1 50分 ラウール・ボバディジャ(アウクスブルク)