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清武、酒井宏が先発のハノーファー、後半劇的AT弾でドローに持ち込む

2014.12.22

フライブルク戦で先発出場したハノーファーMF清武弘嗣(中央)[写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第17節が21日に行われ、フライブルクとMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーが対戦した。

 2勝8分け6敗で最下位に沈むフライブルクが、7勝2分け7敗で9位につけるハノーファーをホームに迎えて年内最後の一戦。清武と酒井は先発出場となった。

 14分にハノーファーは、スルーパスに反応してエリア内左に抜け出したホセルが、切り返しでDFを1人かわし枠の右を狙うが、GKロマン・ビュルキが弾き出してゴールとはならなかった。24分に、右サイドのCKで清武が中央に入れると、ジミー・ブリアンがヘッドで合わせるが、左ポストに弾かれる。

 ハノーファーは、33分に清武がエリア手前の右からミドルシュートを放つが枠をとらえられない。34分にはエリア手前から清武がスルーパスを出すと、反応したホセルが右足を振り抜くが、これも右ポストに直撃した。一方のフライブルクは36分にエリア手前の正面で獲得したFKで、ジョナタン・シュミッドが直接狙うも、これはGKロン・ロベルト・ツィーラーがキャッチ。

 このままスコアレスで前半終了かと思われた45分、フライブルクはエリア手前の左から縦に仕掛けたクリスティアン・ギュンターが、突破し中央へ折り返すと、マイク・フランツがグラウンダーのボールに左足で合わせてネットを揺らした。前半終了間際にゴールを決めたフライブルクが1点リードで折り返す。

 後半に入って46分、フェリックス・クラウスがエリア内右からシュートを放つと、ボールは左ポストを直撃。跳ね返ったボールをウラジミール・ダリダがダイレクトでシュートを試みるが、ツィーラーが反応しキャッチした。60分には、エリア手前の左からアドミル・メーメディがミドルシュートを放つと、無回転でボールがぶれるも、ツィーラーがかろうじて触りクロスバーに弾かれてゴールとはならなかった。

 81分にフライブルクは、右のCKにマルク・オリヴァー・ケンプフが頭で合わせると、ゴールに突き刺さり追加点。しかし直後の83分、ハノーファーはラース・シュティンドルがエリア手前右でボールを奪うと、そのままエリア内に侵入し中央へ折り返す。そのボールをファーでフリーだったレオナルド・ビッテンコートが流し込んでゴール。ハノーファーがすぐさまリードを1点に戻した。

 もう1点返したいハノーファーだったが、このまま後半アディショナルタイムに入る。すると93分、フライブルクGKビュルキが相手のロングボールをクリアしようとするが、ボールはエリア手前正面のホセルに渡る。ホセルは左足を振り抜くとゴールとなり、ハノーファーが終了間際に追いついた。

 試合はこのまま終了し、後半のアディショナルタイムに追いついたハノーファーは、2-2でフライブルクと引き分け。清武は95分に途中交代し、酒井はフル出場している。

【スコア】
フライブルク 2-2 ハノーファー

【得点者】
1-0 45分 マイク・フランツ(フライブルク)
2-0 81分 マルク・オリヴァー・ケンプフ(フライブルク)
2-1 83分 レオナルド・ビッテンコート(ハノーファー
2-2 90+3分 ホセル(ハノーファー

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