2014.12.21

香川4試合ぶり途中出場でチャンス作るも、ドルトは最下位に敗れる

香川
最下位ブレーメンに敗れうなだれる香川(左) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 ブンデスリーガ第17節が20日に行われ、日本代表MF香川真司、MF丸岡満が所属するドルトムントは、敵地でブレーメンと対戦した。香川はベンチスタート、丸岡はベンチ外だった。

 現在勝ち点15で16位のドルトムントと、同14で最下位のブレーメン。同試合は2014年の最終戦となり、両チームともに下位脱出に向けなんとしても勝ち点3が欲しい状況だ。

 最初にチャンスを迎えたのはブレーメン。3分、ドルトムントのディフェンスラインの隙を突いたサンティアゴ・ガルシアが前線にラストパスを送ると、右サイドバックのウカシュ・ピシュチェクが残っておりオフサイドにならず、キーパーと一対一になったダヴィー・ゼルケが冷静にゴール右隅に決め、ブレーメンが先制に成功した。

 出鼻をくじかれたドルトムントは、前線でボールが収まらず、シュートの形が生まれない。逆にブレーメンのカウンターを受けてしまい、厳しい試合展開となる。26分、ブレーメンはフィリップ・バルグフレーデが中盤でボールをカットすると、こぼれ球を拾ったメルヴィン・ロレンツェンがドリブル突破でペナルティエリアに侵入し、シュート。ここはわずかに外れたが、決定的なシーンとなった。

 ほとんどシュートまで持ち込めないドルトムントは43分、マッツ・フンメルスがヘディングでのパスを奪われ、フィン・バルテルスにディフェンスラインの裏を狙われる。ロレンツェンが再びキーパーと一対一になりかけるが、ギリギリのところでGKミチェル・ランゲラクが飛び出してクリアし、事なきを得る。

 直後の44分、ドルトムントは右サイドからピシュチェクがアーリークロスを上げると、オリヴァー・キルヒがボレーシュート。シュートはGKラファエル・ヴォルフの正面だったが、初めてのチャンスらしいチャンスとなった。結局、ブレーメンが1-0でリードして前半を折り返す。

 後半、ユルゲン・クロップ監督はセバスティアン・ケールに代えて香川を投入し、攻撃の活性化を図る。

 香川が加わり、徐々に攻撃の形が出てきたドルトムントは56分、右サイドのクロスを香川が頭で合わせたが、ミートしきれず枠に飛ばすことは出来なかった。

 形が出来かけてきたドルトムントだったが、ブレーメンに突き放されてしまう。62分、フンメルスがゼルケに簡単にかわされてしまうと、ピンチを迎える。ゼルケが右サイドを駆け上がり、グラウンダーのクロスをあげると、ファーサイドでバルテルスが合わせ、ブレーメンが確実にチャンスをものにし、2-0とリードを広げる。

 苦しい展開になったドルトムントだが、反撃の狼煙となるゴールが決まる。69分、左コーナーキックをギュンドアンが蹴ると、ここまでいいところのなかった主将のフンメルスがダイビングヘッド。これがゴール右下に決まり、ドルトムントが1点を返す。

 さらに78分のドルトムント。ギュンドアンがペナルティエリア内にパスを送ると、中でフンメルスがヒールで落とし、香川がフリーでシュートを放つ。しかしボールは大きく右上に外れ、同点のチャンスを逃してしまった。81分にも、フリーキックのこぼれ球を香川が拾い、ゴール前にクロス。中でマティアス・ギンターが合わせたが、キーパーの正面だった。

 ブレーメンは89分、カウンターからバルテルスが決定的なシュートを放つが、ここはポストに阻まれた。

 結局ドルトムントは追いつくことが出来ず、2-1で最下位ブレーメンに敗れてしまった。香川は後半開始から途中出場し、試合終了までプレーしている。

【スコア】
ブレーメン 2-1 ドルトムント

【得点者】
1-0 3分 ダヴィー・ゼルケ(ブレーメン)
2-0 62分 フィン・バルテルス(ブレーメン)
2-1 69分 マッツ・フンメルス(ドルトムント)

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