ホームで引き分けに終わったドルトムント [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第16節が17日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとヴォルフスブルクが対戦した。香川はベンチスタートだった。
現在16位に低迷するドルトムントは1分、相手DFのミスからいきなりチャンスを迎える。ボールを奪ったイルカイ・ギュンドアンが左サイドからクロスを上げると、ゴール前で待っていたピエール・エメリク・オーバメヤンが頭で合わせたが、シュートは枠を外れた。
ヴォルフスブルクも4分、右サイドからヴィエリーニャが折り返し、ケヴィン・デ・ブライネがペナルティーエリア内でシュートを放つ。しかし、ミチェル・ランゲラクの好セーブで得点にはならなかった。
試合が動いたのは8分。縦パスに抜け出したチーロ・インモービレが左サイドからクロスを入れると、ファーサイドのオーバメヤンが合わせてドルトムントが先制した。
しかし、リードを許したヴォルフスブルクも29分に反撃。ペナルティーエリア手前でFKを得ると、キッカーのデ・ブライネが直接ゴールを決めて同点に追いついた。
迎えた後半はヴォルフスブルクがペースを握る。49分、イヴァン・ペリシッチのパスを受けたヴィエリーニャがシュートを放ったが、ランゲラクのセーブに阻まれた。
ドルトムントも56分、オーバメヤンの縦パスに反応したインモービレが見事なトラップから左足でゴールを狙う。さらに76分、相手陣内でボールを奪ってチャンスをつかむと、インモービレが豪快なミドルシュートを放つ。これがゴールに突き刺さり、勝ち越しに成功した。
だが、ヴォルフスブルクも粘りを見せる。85分、CKからフリーのナウドがヘディングシュートでゴールを奪取。再び同点に追いついた。試合はこのまま2-2で終了となり、勝ち点1を分け合う結果となっている。なお、香川はリーグ戦3試合連続で出場機会が訪れなかった。
【得点者】
1-0 8分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
1-1 29分 ケヴィン・デ・ブライネ(ヴォルフスブルク)
2-1 76分 チーロ・インモービレ(ドルトムント)
2-2 85分 ナウド(ヴォルフスブルク)