ハンブルガーSV戦に出場したシュトゥットガルトのDF酒井高徳(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第16節が16日に行われ、ハンブルガーSVと日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトが対戦した。酒井は2試合連続の先発出場を果たした。
最下位脱出を目指すシュトゥットガルトは、序盤から果敢にゴールに迫る。6分、酒井の左クロスを受けたフロリアン・クラインが右足で狙うも、ゴール右に外れる。34分には、アレクサンドル・マキシムがミドルシュートを放ったが、得点には至らず。
すると42分、マキシムの左クロスをクラインが右足でゴール右隅に流し込み先制。シュトゥットガルトが1点リードで前半を折り返す。
48分、マキシムの左CKにクリスティアン・ゲントナーがヘディングで合わせるも相手GKに阻まれる。直後、ゲオルグ・ニーダーマイアーがアルチョムス・ルドニェフスを倒し一発退場。数的優位を得たハンブルガーSVは一気に攻撃を仕掛けるが、ネットを揺らすことができない。55分には、ラファエル・ファン・デル・ファールトが直接FKで狙うもクロスバーに直撃する。
10人となったシュトゥットガルトだったが、最後まで粘り強い守備で1点差を守り切り勝利。3試合ぶりの白星を飾り、最下位脱出を果たした。なお、酒井はフル出場している。
ウインターブレイク前最後の試合となる次節、ハンブルガーSVは日本代表DF内田篤人が所属するシャルケと、シュトゥットガルトはパーダーボルンと対戦する。
【スコア】
ハンブルガーSV 0-1 シュトゥットガルト
【得点者】
0-1 42分 フロリアン・クライン(シュトゥットガルト)