サポーターと勝利を喜ぶドルトムントのクロップ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司とMF丸岡満が所属するドルトムントは28日、DFBポカール2回戦でザンクト・パウリと対戦した。
リーグ戦では6試合勝利がないドルトムントは、香川のアシストからチーロ・インモービレが先制ゴールを挙げると、44分にもマルコ・ロイスがゴールを決め2点リードで前半を折り返す。試合終了間際には、香川がダメ押しゴールを奪い、ドルトムントが3-0で勝利を収めた。
試合後、インタビューに応じたユルゲン・クロップ監督は、「結果には満足している」と語った。ブンデスリーガ日本語版公式HPが伝えている。
クロップ監督は、「ゲームを支配したのは明らかだったが、後半に関しては納得できない。すべてにおいて正しいプレーができたわけではなかった。ただ、今日は良い方向への新たな一歩を踏み出した」とコメント。内容には不満を示しながらも、勝利という結果に喜びを見せた。
また、ケヴィン・グロスクロイツは「前半は良い試合運びだったけど、後半に入ってからは1対1で負ける場面が増えていた」と、指揮官同様に後半の課題を指摘しながらも、「この勝利は土曜日の試合に向けてとても大事なものだ。バイエルンを本気にさせたいと思っている」と、次戦に弾みをつける価値ある勝利になったと振り返った。