フランクフルト戦に出場したシュトゥットガルトのDF酒井高徳(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第9節が25日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトは、MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトと対戦した。試合は、激しい打ち合いの末にシュトゥットガルトが5-4で勝利を収めた。
試合後、酒井は「勝ちは素直に喜びたい」と、ようやく手にした今シーズン2勝目を喜び、「2試合で8点取っているという点では、攻撃の調子が良いと言える。そこを意識して、自分も攻撃に絡んでいきたい」と続けた。
一方、守備面では2試合で7失点している。酒井は「セットプレーからの失点や、簡単に裏をとられている部分は、優先的にケアしていきたい。簡単な失点は避けないと、いくら点が取れても厳しいと思います。次はゼロでやりたいです」と守備での課題を口にした。
両チームともにカウンター攻撃が多くなった同試合を振り返ると、「相手の対応が良くなかっただけ。その中で、もっとシンプルかつ攻撃的にゴールに迫れたシーンはあったと思います。接戦になったときは、そういうチャンスをものにできるかが試合を決定付けるので、精度を上げていきたいです」とコメントしている。
62分でピッチを去った酒井は「攻撃は控え目になっていましたけど、守備が悪かったというわけではないと思う」と話しながら、「一つだけ言えるのは、試合の流れを変えたいときに自分が代えられるのは、まだインパクトが少ないということだと思っています。とにかく、練習でも試合出も自分がしっかりやるだけです」と語った。