グアルディオラ監督(左)がチアゴ(右)に言及 [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンは15日、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラがひざの内側じん帯損傷を負い、再手術を行うことを発表した。同選手の度重なる負傷についてジョゼップ・グアルディオラ監督は「自分にミスがあったかもしれない」と発言している。
17日、ドイツ紙『ビルト』が報じた内容によると、最近7カ月で同箇所の負傷が3度目となったチアゴは、新たに数ヶ月の離脱が決定。「言葉が出ない」と現在の心境を吐露する同選手だが、最近はチーム練習に部分合流するほどまで回復していた。
同紙の取材に対し、グアルディオラ監督は自身の過ちを認めている。というのも、同監督は前回チアゴがひざを負傷した際、チームドクターの意見を聞かず、同選手にスペインで治療するように指示したからだ。
「(チームドクターの言うことを聞かずに、スペインで治療させたのは)ひょっとしたら大きな過ちだったかもしれない。ただし、トレーニングの開始時期については適正で、早すぎたということはない。ドクターとも話し合ったし、これは私の決断だった。なぜホルガー・バドシュトゥバーやチアゴが再びけがをしてしまったのか、正確な理由は誰もわからない」
また、グアルディオラ監督は自身の愛弟子に対して「彼は悲しみに暮れている。彼やその家族にとって、今はまだ時間が必要だ」と、同選手をおもんばかるコメントも残している。