先制点を決め、サポーターにアピールするマンジュキッチ [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が15日に行われ、バイエルンとレヴァークーゼンが対戦した。
リーグ戦連勝記録を前節更新し、不敗記録も伸ばし続けるバイエルンに、公式戦7試合勝利のないレヴァークーゼンが挑んだ一戦は、戦前の予想通りバイエルンがボールを圧倒的に支配し、ゴールに迫る。一方のレヴァークーゼンもカウンターで、バイエルンの高いDFラインの裏を狙うと、29分にはシモン・ロルフェスの強烈なミドルシュートが枠をとらえるが、GKマヌエル・ノイアーが左手一本で弾いた。
ボールを支配するも、なかなか決定機に恵まれなかったバイエルンは前半終了間際の45分、バスティアン・シュヴァインシュタイガーの右アーリークロスにマリオ・マンジュキッチが頭で合わせて先制に成功する。
バイエルンは52分、ゴール正面やや左でFKを獲得。シュヴァインシュタイガーが直接狙うと、鮮やかにゴール左上へボールが吸い込まれて追加点を獲得。バイエルンはアルイェン・ロッベン、マンジュキッチ、トニ・クロースをベンチに下げ、フランク・リベリー、ジェルダン・シャキリ、チアゴ・アルカンタラ相次いで投入。レヴァークーゼンはアディショナルタイムに、ロベルト・ヒルバートの右クロスにシュテファン・キースリンクがヘディングで合わせてネットを揺らして1点を返したが、試合はそこで終了となり、バイエルンが2-1で勝利した。
バイエルンはブンデスリーガの連勝記録を17試合に伸ばし、不敗試合は連続50試合に到達した。敗れたレヴァークーゼンは、公式戦8試合勝利なしで、その間7敗とトンネルを抜け出せずにいる。