細貝萌(左)と酒井高徳(右)はともにフル出場を果たした [写真]=Bongarts/Getty Images
22日に行われたブンデスリーガ第22節で、日本代表DF酒井高徳所属のシュトゥットガルトと同MF細貝萌のヘルタ・ベルリンが対戦。酒井、細貝ともに先発出場を果たした。
リーグ戦21試合を終えて、5勝4分け12敗と、厳しい戦いが続くシュトゥットガルト。6連敗で迎えたホームでの一戦で、開始早々に先制点を献上する。5分、ヘルタが右サイドからクロスボールを上げると、中央で混戦となり、こぼれ球をレヴァン・コビアシュヴィリが蹴り込んだ。
1点ビハインドを負ったシュトゥットガルトは、45分、右CKを相手GKが弾いたところにアルトゥール・ボカが反応。ペナルティーエリアの外から強烈なミドルシュートを叩きこみ、同点に追いついた。前半は1-1で終了した。
同点で迎えた後半、両チームとも選手交代で打開を図る。決勝点が生まれたのは終了間際の87分。右サイドからのFKをヘルタのトルガ・チゲルチが蹴り込むと、途中出場のザンドロ・ヴァーグナーが頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。
試合は2-1で終了。ヘルタが敵地で競り勝ち、勝ち点を34に伸ばした。ヘルタは暫定7位となっている。一方、敗れたシュトゥットガルトはリーグ戦7連敗で、暫定15位に沈んでいる。なお、酒井と細貝はフル出場だった。