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ロシアW杯決勝の再戦はドロー…フランスはラビオが先制弾も、クロアチアがPKで同点に

2022.06.07

ラビオが先制ゴールをマーク [写真]=Icon Sport via Getty Images

 UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ1第2節が6日に行われ、クロアチア代表とフランス代表が対戦した。

 両チームともに前節に黒星を喫した状況で迎える一戦。クロアチアはルカ・モドリッチ、マルセロ・ブロゾヴィッチ、マテオ・コヴァチッチらがスターティングメンバー入り。一方、フランスは3日に行われたデンマーク代表戦からオーレリアン・チュアメニを除く10名を変更。ウィリアン・サリバ、クリストファー・エンクンク、ウィサム・ベン・イェデルらが先発に名を連ねた。

 2018FIFAワールドカップロシアの決勝戦と同カードの一戦は、序盤から拮抗した展開に。両チームなかなかシュートチャンスに恵まれない中、18分にクロアチアが決定機を演出する。ペナルティエリア手前でボールを持ったコヴァチッチからのスルーパスにアンテ・ブディミルが抜け出すも、シュートはプレスネル・キンペンベの体を張った守備に防がれた。

 対するフランスは31分、チュアメニのボール奪取からカウンターを発動。ムサ・ディアビのスルーパスから、最後はエンクンクがループシュートを沈めたものの、オフサイドの判定で得点は認められなかった。38分にはエンクンクからのボールを受けたディアビが狙うも、クロアチアのGKドミニク・リヴァコヴィッチに弾き出される。前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半に入ると均衡が破れる。52分、ベン・イェデルのスルーパスからアドリアン・ラビオが左サイドを抜け出すと、自らフィニッシュまで持ち込む。左足から放たれたシュートがネットを揺らし、フランスが先手を取った。62分にはブバカル・カマラが投入され、代表初キャップを記録している。

 一方、クロアチアも徐々にチャンスを増やす。70分、ペナルティエリア手前でモドリッチが左足でシュートを狙うも、フランスのGKマイク・メニャンの横っ飛びに防がれる。80分にはアンドレイ・クラマリッチがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このPKをクラマリッチが落ち着いて決め、クロアチアが試合を振り出しに戻した。

 86分には再びクロアチア。ドリブルで持ち運んだニコラ・ヴラシッチが左足を振り抜くも、シュートはGKメニャンがセービング。対するフランスは88分、敵陣でのミスを見逃さなかったアントワーヌ・グリーズマンがビッグチャンスを迎えるも、シュートはわずかに枠を外れてしまった。

 最終的にスコアはこれ以上動かず、試合は1-1でタイムアップを迎えた。次節は10日に行われ、クロアチアはデンマークと、フランスはオーストリア代表と、それぞれアウェイで対戦する。

【スコア】
クロアチア代表 1-1 フランス代表

【得点者】
0-1 52分 アドリアン・ラビオ(フランス代表)
1-1 83分 アンドレイ・クラマリッチ(クロアチア代表)

By サッカーキング編集部

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