レユニオン島のアマチュアチームが2部のチームを破りベスト32に駒を進めた(写真はフランスカップトロフィー) [写真]=Getty Images
4日、クープ・ドゥ・フランス(フランスカップ)が行われ、レユニオン島に拠点を置くアマチュアクラブのJSサン・ピエロワーズがリーグ・ドゥ(フランス2部)のシャモア・ニオールと対戦した。
フランスの海外県であるレユニオン島はアフリカのマダガスカル島から800キロメートル東に位置する島で、試合が行われたフランスの都市ニオールから9000キロメートル以上も離れた位置にある。過去にレユニオン島からフランスカップのノックアウトステージに出場したチームはなく、今回およそ100人のファンが約9000キロメートルの旅を経てニオールまで駆け付けたという。
地域リーグで1位を走るJSサン・ピエロワーズはシャモア・ニオールを相手に59分に先制する。63分にはオウンゴールで1点を返され同点とされるも、76分に1点を加えて2-1で勝利。この結果JSサン・ピエロワーズはベスト32に駒を進めた。
マルセイユに所属するフランス人FWディミトリ・パイェがユース時代を過ごしたというJSサン・ピエロワーズ。同クラブは次のステージで日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユやボルドーなどの強豪と対戦する可能性がある。
By サッカーキング編集部
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